2022.8.30~9.1 例会山行 剱岳

オヤジ2号、Momon婆

昨年は婆の急病で涙を呑んだチンネ左稜😢漸く時、至れり!!…が…雨。ズ~っと☂…本来の計画では北方稜線(南部)から取付き、チンネ登攀だったがどう仕様もない😞僅かに8/31の曇天に、嫌がるオヤジ2号を叱咤して一般道からのピークハント。「雨やろうが!前剱までゾ!」と、宣うオヤジ2号に黙ってアタックザックにスリングとビナ、メットを隠し持つ。前剱まで行ったら本峰迄に決まっとる。全然盛り下がっているオヤジ2号だが、途中岩場で行き詰まっている危うげなGoPro装着のオネェさんを助け俄然良いトコ見せに転じる😝雨も然程強くはなく時折青空も垣間見える。無事一般登山者としてピークハントする事が出来、剱沢小屋で今夜もしこたまアルコール飲料を仕入れ、不完全燃焼な夏の山行終了。強風と雨の中でテント撤収後、氷見でオヤジ2号の車のバッテリー上がりのオマケ付。山は逃げないと言うが、生涯憧れだけで終わる山もあるのかも知れない…。

前剱迄と言われたが行けるゾ!
早月尾根分岐
馬場島へ下山する計画だった
源次郎Ⅰ峰、Ⅱ峰
後立を白馬から蓮華まで大縦走したのは17年前
立山三山
剱沢へ入ってたった3日。室堂は秋色濃くなっていた。

白山神駈道その②

大汝峰。雨含みの強い西風に吹かれっぱなし。
翠ヶ池も何も見えない😞
ハクサンコザクラに彩られて漸くお山の全容を仰ぐ事が出来た。
最終日は奥長倉避難小屋泊。終夜ドッポん便所の臭気に悩まされる。否、私自身の臭気か?!
鶴来駅帰着。売店、コンビニ無し…酒の調達が出来ない!!
一生分のお花畑堪能💛
正しく花の名山でした。

2022.07.16~19 加賀白山神駈道(逆駈) 美濃禅定道~加賀禅定道 

Momon婆

7/16(土) 前夜、福岡発の夜行バスで名古屋入り。JR名古屋駅から岐阜、長良川鉄道へと乗り継ぎ美濃白鳥へ。白鳥交通のデマンドバスで終点・上在所へ。車中で一緒になった老夫婦から尋ねられ、今夜は「神鳩ノ宮避難小屋に泊まる」と、お話したら「それは楽しみだ。自分達も若い頃は登っていた。この辺りは悪い人間はおらんから。是非いとしろ大杉を見て行ってくれ。」と、訥々と語られた。雨中、上在所から石徹白登山口迄2時間強の車道歩きが嫌で白山中居神社境内から美濃禅定道の尾根を辿るが、途中で酷い藪漕ぎとなり、熊が怖くて八反滝手前から強引に車道へ下りた。後はスゴスゴと石徹白川沿いに登山口迄雨に打たれ歩く…😞 覚悟していたが終始雨続き、山の全容を仰ぐ事がなかった。一体全体どこの山を登っているのか…? しかし、その分、高山植物は一生分ぐらい目にする事が出来感激💛最終日は災害級の土砂降りで防災サイレンが轟く中を白山一里野へ下山したのだった。

7/16(土) 雨 湿度が高い 13:20白山中居神社~15:25石徹白登山口~16:10いとしろ大杉~17:45神鳩ノ宮避難小屋泊

7/17(日) 曇り/時々雨 小屋内18℃ 05:20発~06:30銚子ヶ峰~07:50一ノ峰~08:55二ノ峰~09:20水呑釈迦堂跡~10:00三ノ峰避難小屋~10:30三ノ峰~11:50別山平~12:50別山~13:10御舎利山~16:15南竜山荘~17:05甚之助避難小屋泊

7/18(月)海の日 曇り/時々小雨&暴風 05:50発~07:20黒ボコ岩~08:10室堂ビジターセンター~09:40御前峰~10:20大汝峰~12:25七倉ノ辻~16:55奥長倉避難小屋泊

7/19(火) 土砂降り 04:30発~05:45しかり場分岐~05:50檜新宮~07:30ハライ谷登山口~08:10白山一里野

上在所(かみざいしょ)・白山中居(ちょうきょ)神社から美濃禅定道が始まる。
石徹白(いしとしろ)登山道は南縦走路とも呼び平安時代に開かれた三禅定道の一つ。千年を越え歩き継がれてきた登拝道。

 

いとしろ大杉。樹齢1,800年を越える。
白山開山・泰澄大師を追った母が、神の怒りに触れここで息絶えた場所という。泰澄が母を横たえた大岩で「母御石ははごいし」と呼ぶそう。
神鳩ノ宮(かんばたのみや)避難小屋から先はめくるめくお花畑が続く💛
中央の赤い屋根(見えにくいケド)が昨夜の神鳩ノ宮避難小屋。
別山平へと続く道。ニッコウキスゲは10年振りの大開花だと地元の方がお話しに。
2日目のお宿、甚之助避難小屋は環境省の設置で堅牢この上もない。水洗トイレ迄ある。今夜も貸し切り♬
夕景
御前ヶ峰 。この先すれ違った登山者は男性が一人だけ。

2022.02.23 岩宇土山・福寿草観賞ハイク

オヤジ2号 ピクニッカーM 会員外2名

出だしからなかなかの急登だ。
暖冬の為、ここ2年は氷筍が観られなかったそうだが、今年は数は少ないもののニョロニョロ発見!
氷筍の育つ窟から先は石灰岩で歩きにくく注意を要する。
数年前までは名無し(だったと思う)が、現在は「久連子岳」と命名されていた。
上福根山方面を望む。
ここからはチェーンアイゼンや軽アイゼンを付けて激下りが始まる💦
春の妖精に出逢う💛
初々しさと言ったらない❤
氷点下のこの日、雪中の開花は3分といったところ。
ここからも砂防堰堤の崩壊箇所を注意して林道迄歩く。
車を停めた場所迄、ゆっくり5時間の周回ハイクが終わる。廃屋化しつつある久連子荘。
久連子古代の里近くの民家の軒先にも花開く。稀少植物が永く生き続ける事が出来る環境を祈る…。

2022.02.11~13 2月例会山行 伯耆大山・別山センターリッジ、弥山西稜&皆生温泉&レストランみな美

オヤジ2号  Momon婆

2/11 無風快晴 別山中央稜最終ピッチ 10:05一般登山道に合流
別山から主稜縦走し、更に三鈷峰まで 14時元谷小屋帰着。それから呑む…が、当然酒不足。返す返すも車中に忘れて来た「比婆美人」が無念でならない…。何なら下山したい位だ。ロートルは取りに帰る余力無し。
2/13 最終日、天気は下り坂。ミゾレがチラつき出す。弥山西稜へ。
昨日とは打って変わり別山も弥山にも登攀者は居ない…否、居た!東稜中段に2名か?我々の取付き時間が06:20から推して昨夜ビバークしたのかも知れない。
名残りを惜しみつつ下山
無事下山の感謝をこめて…
うっかり入った皆生温泉がスーパー銭湯で、その高額さに驚く!!!(@_@;) しかし浴後のココ、建物の外観を裏切るステキなお料理とスタッフのあたたかさに感激。
潮汁に喰らい付く。この店だけに又来たいぐらいだ。

2022.01.21~22 鹿児島県・鬼門平、清見岳、開聞岳

オヤジ2号、ピクニッカーM、会員外1名

開聞岳の麓は早や菜の花満開。
鬼門平全容 どこからでも薩摩富士が仰げる

清見岳登山口には日照仏神社(ひぼとけ神社)がある。牛馬の守り神という。
茶畑の中の登山口から25分で一等三角点の在る清見岳山頂。ここからも開聞岳が美しい。
西郷どんも逗留した鰻温泉に泊まる。
温泉の蒸気で蒸された鶏は美味💛
コレも温泉蒸し
指宿酒造の赤利右衛門をしこたま飲み、深夜には日向灘を震源とする最大震度5強の揺れで(と、言うより防災無線で)起こされ不眠…だが本日はコレに登らなくてはならない。
山頂近くの岩場は粘りがあり滑りやすい。
開聞岳
太平洋戦争末期、鹿児島県南部に置かれた特攻基地。ここから飛び立った数多の特攻隊員。若い彼らが最後に目にしたであろう日本本土の山と海。慟哭を禁じ得ない。今、私達はその海を眼下に山に登る。

2021.12.25~28 冬合宿 四国石鎚山・東陵~瓶ヶ森縦走

12/24(金) 小倉港21:55発 石崎汽船フェリー

第1日目 : 12/25(土) 曇 -0.5℃ 05:00松山観光港着~09:00京屋旅館P~10:10ロープウェー山頂成就駅~11:20八丁~12:55夜明峠~14:10東陵基部(1,725m)幕営

第2日目 : 12/26(日) 曇 -8℃ 08:20幕地発~08:30東陵取付~09:45矢筈岩~10:30南尖峰~11:30天狗岳~11:50弥山~14:00帰幕

第3日目 : 12/27(月) 曇 -8℃ 07:20幕地発~08:30土小屋~09:30よさこい峠~11:00シラサ峠避難小屋~13:00瓶ヶ森登山口~13:50瓶ヶ森避難小屋~14:35女山(瓶ヶ森)~15:00男山~15:50瓶ヶ森避難小屋

第4日目 : 12/28(火) 曇 09:00避難小屋発~09:25瓶壺~11:50常住~12:30名古瀬~13:30西之川~13:45京屋旅館~21:55松山観光港発

12/29(水) 05:00小倉港着

オヤジ2号、teacherD、Momon婆

12/24 フェリーくるしま ワクワク💛
乗船祝いの酒盛りだ!!
大人(別名ロートル)はロープウェーで
楽々山登り
12/25 京屋旅館に駐車する。日本語堪能な中国人の方が駐車場管理中
夜明峠から北壁が見えだすが上部は雲の中
瓶ケ森方面の雪は殆ど無い
計画を変更し、二の鎖小屋から土小屋方面へ。東陵基部で幕営し明日アタック。北壁直下をトラバース
数本のルンゼを通過する
象足を忘れたオヤジ2号はダウンミトンを履き喜ぶ(-_-;) 子供か…???
12/26 重荷を背負えない老人隊はアタックザックで東陵登攀
矢筈岩を望む
天狗岳
弥山へ最後の一登り
弥山
12/27 撤収
土小屋遥拝殿
UFOライン(町道瓶ヶ森線)を歩く。何度も転ぶ(>_<)
子持権現山
本日の宿

2021.12.17~18 忘年ハイク 鹿児島肝属山系・黒尊岳(909m)と高隈山系・刀剣山(661m)

12/17(金) 12:30国見平登山口~13:20黒尊岳~13:30岩長比売(イワナガヒメ)祠~14:30登山口

12/18(土) 09:40猿ヶ城~10:10ヤッコソウの森~11:50刀剣山Ⅲ峰~12:10Ⅱ峰~12:40Ⅰ峰~14:30猿ヶ城

オヤジ2号、Momon婆、会員外5名

樹間から仰ぐ黒尊岳 特有の照葉常緑樹林は北からの暴風で山全体が波打つ様な躍動感。
肝属山系最高峰、甫与志岳(967m)への縦走路
磐長姫の居所が在ったとされる神域
民泊でコレを食す!!薩摩小鹿もシコタマ呑む
2日目は垂水へ移動し、刀剣山を猿ヶ城からピストン
本城川渡渉
エメラルドグリーンの鱒ヶ淵
ヤッコソウの森。

ヤッコソウは赤ちゃんが万歳した形。牧野冨太郎博士の命名だそう。
花崗岩の巨岩には、短いが鎖場や梯子も架かっていてなかなかワイルド
刀剣山Ⅱ峰
Ⅰ峰からの高隈山系
下山して猿ヶ城から仰ぐ刀剣山Ⅰ~Ⅲ峰 
今年も有難う山😊